Deadline6
A MogoDBはDeadlineで数万のジョブを容易に管理し数千ノードまでの拡張を可能とし、またリモート接続経由での効率的な作業のための非同期アクセスを提供します。
ジョブやSlaveの設定といった頻繁にアクセスするデータは、全てデータベースに保存されるようになりました。これによりこれらのデータへのアクセスがより早くなり信頼性も向上しつつ、ネットワークへの負荷も小さくなりました。
なお、ファイルベースのRepositoryはまだ存在していますが、プラグインやスクリプト、レンダーログを保存するだけになりました。
MogoDBは数千接続を容易に処理できるようにデザインされており、別の利点として大規模レンダーファームにおいてPulseをProxyサーバーとして動作させる必要がなくなりました。
Q Deadline5のRepository上にDeadline6のRepositoryをインストールできますか?
A できません。Deadline6で大きな変更が行われたため、上書きすることができません。
別のフォルダーを指定しインストールして下さい。
Q Deadline5の設定をDeadline6にインポートできますか?
A できません。Deadline6で大きな変更があったため、Repository OptionsやPlugin Configurations、Slave Settingsを再設定する必要があります。
Q Deadline6におけるPulseの役割はなんですか?
A MogoDBにて数千の同時接続を容易に処理する事ができるようになったため、PulseはProxy Serverとして動作させる必要がなくなりました。Deadlineの拡張機能（パワーマネージメント、統計情報の収集など）を使用したいときだけご利用ください。
Q Deadline MonitorのRefreshボタンはどこにありますか?
A 廃止されました。Deadline6のMonitorは自動的にリフレッシュされ、常に最新のデータを見ることができます。右下にあるタイマーは前回のリフレッシュからの時間を表示しています。
Q SlaveやPulseのログウィンドウはどこにありますか?
A ログウィンドウはSlaveやPulseの下の方にあるボタンを押すことで別ウィンドウが開くようになりました。これにより、特にスレーブにおいて、膨大なログを出力するレンダラーによりSlaveのパフォーマンスに影響が出るのを防げるようになります。
A ジョブ Monitorは廃止となりました。新しいMonitorインタフェースにおけるフィルターシステムで特定のジョブを容易に絞り込むことが出来るため、ジョブ Monitorは不要となりました。
Q LinuxやMacOSXにおいて、Launcherのウィンドウが表示されません。
A LinuxやMacOSXにおいて、Launcherは通知エリアのアイコンとして起動するようになりました。