Krakatoa MYベータ版とMagma
2013年12月3日(火)
Magmaチャンネル編集システムのフル機能バージョンを搭載したKrakatoa MY 2.3のRC版が、Thinkbox Krakatoa MY Betaフォーラムで入手可能となりました。
現行のKrakatoa MYユーザーの方からのフィードバックをお待ちしています。アクセスご希望の方は、beta@thinkboxsoftware.com までメール(英語)でご連絡ください。
Magmaチャンネルエディタで、既存のパーティクルチャンネルの編集や、高速でパワフルなノードベースのワークフローを使った新規のパーティクルチャンネルの作成が可能です。演算、三角法、データ変換、座標変換、理論機能を実行する通常のオペレータに加えて、他のパーティクルシステムからのデータのサンプリングや、ポリゴンメッシュを使用したレイとの交差や最近点の検索の実行用のツールが含まれています。
Krakatoa Magmaは、PRTオブジェクトやMayaパーティクルを含む全てのサポート済みのKrakatoaのパーティクルソースに接続可能な、専用のMayaノードとして実行されます。さらに、既存の「Krakatoa Channel Modifiers」システムが大幅に改善され、Magmaで生成されたチャンネルと相互作用することができます。
現在、Magmaオペレーションは、完全な履歴非依存型です。これは、先行するフレームのデータを認知しない状態で、現行フレームのパーティクルデータに適用されることを意味します。Magmaオペレーションはマルチスレッドで、Mayaのパーティクルデータ配列を使用せずに、本来のKrakatoa Particle Streamデータ上で実行されます。オペレーションの実行を非常に高度に行うことができます。
Krakatoa MY 2.3に含まれるその他の新機能
- Deadline上でのPRTパーティショニングをサポート
- メッシュの表面上にパーティクルを作成する新しいタイプの「PRT Surface」オブジェクト
- Krakatoaがレンダリング時に使用する見込みのスレッド数を設定できるオプション
- MayaのパーティクルとNParticleシステムへの変形のサポート
- UIの改善、パフォーマンスの向上、バグの修正