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Houdini to Krakatoa変換 (バージョン2)

2014年11月6日(木)

※2014年11月14日(金) 更新

Thinkbox Software社でPRT Exporter for Houdini 13プラグインがバージョン2として公開されました。
このプラグインはHoudini13.0.547以降のバージョンに対応し、POP NetworkノードのパーティクルをKrakatoaのPRT形式に出力することができます。
バージョン2では、Houdini13から追加された、DOPに統合されたPOP Network(パーティクルダイナミクス)にも対応しました。

ダウンロード手順

Thinkbox GitHubにアクセスします。

01_2014-11-06-11_57_55-ThinkboxSoftware_HoudiniPRTExporter-·-GitHub

既にWindows,Mac,Linux用のバイナリファイルが用意されていますので、”Download Binary”にアクセスし、zipファイルをダウンロードして解凍します。

02_名称未設定-1dropbox

インストール手順

Windowsの場合:
exportPRT.dllを {Houdiniインストールディレクトリ}\houdini\dso\ へコピーします。

Linuxの場合:
exportPRT.soを {Houdiniインストールディレクトリ}/houdini/dso/ へコピーします。

Mac OS Xの場合:
exportPRT.dylib を {ホームディレクトリ}/ライブラリ/Preferences/houdini/{お使いのHoudiniのバージョン}/dso/ または /ユーザ/共有/houdini/{お使いのHoudiniのバージョン}/dso/ へコピーします。

 

実行手順

  1. Houdiniを起動します。
  2. POP Networkノードでパーティクルを作成します。今回は以下のネットワークのパーティクルでテストします。
POPNET 05_oldPOP
  1. Houdiniのメニューから”Windows”→”Python Shell”を実行します。
  2. Python Shellターミナルにimport KrakatoaとタイプしてEnterを押すことでKrakatoaモジュールがPythonに読み込まれます。

06_2014-11-05-16_31_11-Python-Shell

  1. 現行フレームでのパーティクルをPRTに出力したい場合は、
    Krakatoa.exportParticles( hou.node( “POP Networkノードのパス” ), “出力パス.prt” )
    とタイプしてEnterを押します。 例えば、以下のようにタイプします。

07_2014-11-05-16_41_35-Python-Shell

フレーム毎にPRTファイルを出力するにはPythonのループ構文で対応すればよいので、例えば、1~10フレーム分のPRTファイルを出力するなら、
for findex in range(10):
[Tab文字]hou.setFrame(findex+1)
[Tab文字]Krakatoa.exportParticles(hou.node(“/obj/geo/popnet1″),”C:/Users/indyzone/file” + str(hou.intFrame()) + “.prt”)
のように記述します。

08_2014-11-05-16_49_25-Python-Shell

  1. Maya2015版KrakatoaでPRTを読み込むことができました。

09_PrtKrakatoaMaya