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Krakatoa for MAXON CINEMA 4Dを発表!

2013年12月16日(月)

カリフォルニア州ロサンゼルス(2013年12月16日) – Thinkbox Software社は、パワフルなパーティクルレンダラのKrakatoaをMAXON社のモデリング及びアニメーションソフトウェアCINEMA 4Dに組み込むコードを取得したことを発表しました。そのプラグインをCINEMA 4Dとリンクさせる最初の業績を推進したのは、Ugly Kids社のアーティストDaniel Hennies氏です。彼は開発者との協業で、Krakatoaのスタンドアロン版(SR)に対するブリッジプログラムを作成しました。Krakatoa SRのC++ APIを活用したHennies氏とチームのメンバーは、パーティクルレンダラとCINEMA 4Dの完全な統合に成功し、その技術をSIGGRAPH 2013で初めて披露しました。

「私のプロジェクトの大半は流体の作成やパーティクルや高品質なレンダリングに関連していて、CINEMA 4Dでは時間もメモリも厳しいので、なんとかしてKrakatoaを私のワークフローに取り入れたかったのです。」とHennies氏は説明します。「ク リエイティブなアプリケーションを変えたくなかったので、この問題と実際に向き合ってみました。KrakatoaはCINEMA 4Dでガンガン高速にレンダリングを行い、今までありえなかった方法でパーティクルを扱います。このプラグインの開発は楽しく、Thinkbox社の専門 知識とサポートのおかげで完成に近づくのが非常に楽しみでした。」

「これまで多くのご要望をいただいていたCINEMA 4Dユーザー向けのKrakatoaを、Thinkbox社とDaniel Hennies氏が開発できたことは素晴らしいニュースです。このブリッジは弊社ユーザーにとっては大勝利であり、Krakatoa C4Dで見事なアートワークがレンダリングされることを楽しみにしています。」と、MAXON Computer社CINEMA 4DプロダクトマネージャであるOliver Meiseberg氏はコメントしました。

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Ugly Kids社Daniel Hennies氏のご好意によるイメージ

「私達はKrakatoaをCINEMA 4Dに組み込んだことにものすごく興奮しており、統合に関して重要な役目を果たしてくれたDaniel氏に感謝しています。」とThinkbox Software社の創設者Chris Bondは述べます。「我々はいつも、アーティストにもっと便利なソリューションを提供できる道を模索しています。他のソフトウェアパッケージにサポート を拡大することは、私達が真摯に取り組む強化の一環です。」

今回の取得に続き、Thinkbox社はツールの機能セットを改良しており、2014年初旬に公式のKrakatoa C4Dベータ版のリリースを予定しています。現在はAutodesk®社のMaya®版とAutodesk®社の3ds Max®版のKrakatoaを販売しています。

 

[ Thinkbox Software社について ]

Chris Bondによって2010年に創設したThinkbox Software社は、プロダクション導入済みのビジュアルアーティスト向けのツールを開発し、各製品に対応の良い質の高いサポートを行っています。エン ターテインメント、工業、またはデザイン業界で使用されるThinkbox社製品には、レンダリングやファイル処理で使用される大容量データ管理ソフト ウェアであるDeadline®や、アーティスト主導のソフトウェアツールがあり、VFX、アニメーション、デジタルシミュレーション用のデータセットの 作成、ビジュアライズ、修正が可能です。

[ 株式会社インディゾーンについて ]

インディゾーンは、当初3次元グラフィックスワークステーションであるシリコングラフィックス(SGI)社のワークステーションユーザーの為の周辺機器と サービスを行う会社として1996年5月に設立されました。 現在のビジネスの主体は上記の周辺機器中心から徐々に、HP社ワークステーションおよびWindows、Apple社MacintoshベースのCGおよ びノンリニア編集システムや各種映像装置の販売・保守を中心に、インターネット上のオンラインショップ及びWebコンテンツの制作業務を行っています。近 年では3DCGソフトであるカナダのSide Effects社のHoudini日本国内総代理店やPixar Animation Studios社のRenderManの正規国内販売店及び英国The Foundry社の3DコンポジットツールNukeの日本代理店などのクリエイターに人気の高い製品や立体視メガネやディスプレイといったVR(バーチャ ルリアリティ)製品などの販売を通じて業界内で確固たる地位を確立しています。