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Deadline 10

概要

Deadline 10は、使いやすい分散演算管理ソリューションの最新版です。今回の更新では、お客様のレンダーファームがオンプレミス、純粋にクラウド上、あるいは両方のハイブリッドのいずれの場所にあってもシンプルかつ安全に拡張することができるAWS Cloudへのネイティブな統合を行いました。

クラウドに存在する全ての適切なファイルを確実に処理するために、Deadline 10は、ローカルアセットサーバーと同期し、コストトラッキングのためにアカウントとインスタンスをタグ付けしながら、レンダリング開始前にデータ転送を管理します。ライセンスオプションが柔軟なため、お客様は、Thinkbox Marketplaceからソフトウェアライセンスのご購入や、既存ライセンスの展開、またはその2つのコンビネーションを活用して、AWS Cloudから伸縮自在にレンダーファームを発展させることができます。

従来のフローティングライセンスをご使用中のユーザーは、本バージョンを実行するためには、新しい10.0のライセンスが必要となることにご注意下さい。しかし、従量制料金ライセンス(UBL)をご使用の場合は、既存のレンダリング従量課金時間はそのまま利用可能です。さらに、Deadline 10に同梱されるDraftのバージョンは、Deadline 9に同梱されたバージョンと同様の1.6になります。DeadlineおよびDraftのフローティングライセンスの更新が必要な場合は、弊社までご連絡ください。

ダウンロード

ウェブサイトThinkbox Downloadsへご自身のAmazonアカウント*でログインし、Deadline 10のインストーラーを取得してください。

*AWSアカウントの作成について
Amazon アカウントの作成時には、ご登録メールアドレスをお使いください。

ご注意:アカウントの作成時に支払い情報を入力する必要がありますので、クレジットカードのご用意をお願いします。尚、ダウンロードに課金されることはございません。

※アカウントの作成方法はこちらのリンクをご覧ください。
AWS サインイン、または AWSアカウントを作成
AWS アカウント作成の流れ

主要な機能

以下は、Deadline 10での主要な機能です。リリースノートの完全版は、Deadline 10 User Manual(英語)をご確認ください。

Deadline AWS Portal

Deadline Monitor内の新しいAWS Portalでは、ユーザーの既存のAWSアカウントに接続し、オンプレミスのDeadlineレンダーファームへの接続や拡張を行うAWSレンダーノードを起動させることができます。レンダーノードをインストール済みのレンダリングソフトウェアと一緒に起動するか、それとも従来のDeadlineレンダーノードを使って独自のソフトウェアをインストールするかを選択することができます。レンダーノードは、Deadline 従量制料金ライセンス(UBL)を使用することができます。あるいはご所有のオンプレミスのDeadlineライセンスサーバーへ接続すればフローティングライセンスを使用することもできます。

さらに、新しいアセット転送サービスにより、AWSレンダーノードはオンプレミスのネットワークファイルシステムを、まるでクラウド上に存在するかのように確認することができます。レンダリング処理を開始するためにそれらのファイル自体をクラウド上に存在させる必要はなく、レンダリング処理でそれらのファイルが必要になれば、要求に応じてクラウド上に同期されます。場合によっては、事前ウオーミング処理が、レンダリング処理を開始する前に、そのジョブが必要なアセットを同期するために発生することがあります。どちらの場合も、アセットファイルは、クラウド上にキャッシュ化されるので、再同期せずに再び使用することができます。

ダイナミックなライセンスの切り替え

Deadline Slaveは、従来のフローティングライセンスと従量制料金ライセンス(UBL)を自動的に切り替えられるようになりました。これは、フローティングライセンスの閾値とUBLの限度によって制御されます。ジョブをレンダリングする前に、Slaveはまずフローティングライセンスを調べます。もしこれが失敗すると、Slaveはフローティングライセンスを使って現在レンダリングしているSlaveの数によってフローティングライセンスの閾値に到達したかどうかを調べます。もし到達していたら、従量制料金の 限度に到達していない場合は、Slaveがを従量制料金ライセンス(UBL)使用します。この新機能はデフォルトではオフになっていますが、使用可能なフローティングライセンスをSlaveが常に使用できるようにしたい場合は有効化できます。

また、サードパーティ製品の限度を設定したときの無制限のサードパーティ製品の従量制料金ライセンス(UBL)用のオプションが追加されました。これは、AWSレンダーノードを開始/停止させるのにMonitor内の新しいAWS Portalパネルを使用しているが、サードパーティ製品の従量制料金ライセンス(UBL)を使用できるマシンの最大数を手動で調整したくない場合に役立ちます。

柔軟なDeadlineクライアントの設定

deadline.ini設定ファイル内の全ての設定が、環境変数を使ってオーバーライドできるようになりました。deadline.iniで対応しているキーに”DCONFIG_”という接頭辞を付けるだけで値を設定できます。また、環境変数のオーバーライドが存在しない場合、Deadlineはユーザーレベルとシステムレベルの値を参照し直します。例えば、もし環境変数のキーが存在しない場合、ユーザーレベルのdeadline.iniファイルがチェックされます。そこにも存在しない場合は、システムレベルのdeadline.iniファイルがチェックされます。これにより、ユーザーレベルと環境変数レベルで設定のオーバーライドが可能になります。

Execute Commandのホワイトリスト

セキュリティを強化するために、Remote Administrationに新しいExecute Commandホワイトリストが追加され、リモートマシン上での実行が許可される正確なコマンドを定義することができます。これにより、管理者はリモートで実行する定義済みのコマンドのリストからシンプルに選択することができ、任意のコマンドを入力する機能が削除されます。この新機能はオプションで、デフォルトでは有効化されています。

Remote Connection Server

Remote Connection Serverは、新しいDeadlineのアプリケーションで、Deadline Proxy Serverアプリケーションの代替え版となります。Proxy Serverで使用できるあらゆる状況において、Remote Connection Serverを代わりに使用することができます。Thinkbox社では、今後、Remote Connection Serverのパフォーマンスの改善に注力していく予定のため、結果的にProxy Serverは後退していくでしょう。両方とも共存させるために、Deadline MonitorのProxy Serverパネルを両方のアプリケーションと互換性を持つように更新し、名前をConnection Serversパネルに変更しました。