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Deadline 9

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Deadline 9.0は、Thinkbox Software社が開発したスケーラブルな大容量演算管理ソリューションの最新バージョンで、既存のDeadlineレンダーファームのセキュリティを強化するための新機能を導入しています。Deadline Repositoryのインストーラは、MongoDBデータベースのSSL有効化バージョンをインストールし、オプションでパスワードロックができるSSL証明書を使用してデータベースに接続するようにDeadlineのデフォルトを設定します。また、分散デプロイメントのサポートを向上するための新しいインストールと設定オプションが追加されました。

DeadlineのRemote Commandシステムにも改善が施されました。Remote Commandが暗号化され、検証チェックはコマンドが送信者から発信されたことと、その送信者が同一のRepositoryに接続されていることを確認します。Remote CommandリダイレクションもDeadline Pulse経由で対応可能になり、Remote Commandを異なるサブネット上で安全に送ることが可能です。

デリバリーの自動処理を行うDeadlineのプラグインであるDraft と、Autodesk Shotgun、ftruckおよびNIMを含むプロジェクト管理アプリケーションに対して、共通のインターフェースが全てのサブミッタに含まれるようになりました。また、Altus、Cinebench、ClarisseのCNode、Composite 2017、Corona 1.4&1.5、Episode、KeyShot、Media Encoder 2017、Microstation CONNECT、Redshift for Houdini、Redshift Standalone、Silhouette、SketchUp 2017、V-Rayのvdenoise、そして VRED 2017.1 & 2017.2を含むアプリケーションおよびレンダラーに対するサポートも追加されました。V-Ray DBRのサポートがmodo および Rhino 5に含まれるようになり、3dsCmdプラグインがDynamic V-Ray DBRのオフロードに対応するようになり、V-RayスタンドアロンサブミッタがFoundry社のNUKEに追加されました。MayaからエクスポートするRedshiftとHoudiniからエクスポートするRenderManに加えて、Redshift for Maya向けのJigsawレンダリングとCinema 4DおよびVRED向けのタイルレンダリングが含まれるようになりました。