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レンダーファームについて

Deadlineのインストールの前に考えておくべき点について以下に記載します。

 

レンダリングソフトウェアとライセンス

全てのレンダーノードに対し、レンダリングで使用したいアプリケーションをインストールしておくことをおすすめします。Deadlineプラグインの設定を簡単にするため、各マシンで同じ場所にアプリケーションをインストールしておくのが望ましいです。また、レンダリングアプリケーションで必要となるライセンスはレンダリングを行う前に設定して下さい。Deadlineはサードパーティ製のレンダリングアプリケーションのラインセンスについて管理しませんので、ライセンスにまつわる問題が発生した場合は使用アプリケーションのマニュアルを参照するか、そのアプリケーションのサポートに連絡して下さい。

 

ネットワーク上にアセットを保存

レンダージョブで使用する全てのアセット(シーンファイルやテクスチャなど)は、共有パス、またはドライブ割り当て等によりアクセス可能なネットワーク共有上に置くのをおすすめします。これは以下の2つの理由からです。

  • レンダーファームにおける全てのSlaveがアセットファイルにアクセスできるのを保証する。
  • Slaveがジョブにおいて同じバージョンのアセットファイルを使用するのを保証する。

ただし、ジョブとともにシーンファイルをサブミットすることも出来ます。この場合、シーンファイルはリポジトリ、または別の場所に送られ、レンダリング時にSlaveのローカルにコピーされます。もしシーンファイルがアセットファイルへの相対パスを含んでいる場合、これらの相対パスはSlaveがローカルでシーンファイルをレンダリングしようとした時におそらく壊れてしまうので、ジョブとともにシーンファイルをサブミットしないことをおすすめします。

 

ネットワーク共有上に出力ファイルを保存

すべての出力ファイルはネットワーク共有上(サーバーが望ましい)に保存すべきです。これはレンダーファームにおける全てのSlaveが出力結果を正しく保存するために重要な事です。

 

クロスプラットフォームレンダリング

OS混在環境でレンダリングを行う場合、実行されるOS環境に応じてパスを入れ替えるような設定が可能です。

(MonitorにてSuper User Modeとなり、Tools->Configure Repository Options-> Mapped Paths にて設定できます)

ただし、この機能はアプリケーションに依存しており、現在対応しているのはAfter Effects、Cinema 4D、Hiero、Lightwave、Maya、modo、Nuke、Softimage/XSIとなります。

 

リモート管理

Deadlineはリモート管理機能を持っております。この機能は、1台のマシンから全てのレンダーノードをコントロールでき、Slaveアプリケーションを起動・停止したり、各マシンで任意のコマンドラインアプリケーションを実行できます。(MonitorにてSuper User Modeとなり、Tools->Configure Repository Options-> Client Setup のRemote Administrationにて有効できます)

ファイアウォールを設定していない場合はセキュリティリスクが発生する可能性があります。このような場合はこの機能を無効にしておくのをおすすめします。

 

自動アップデート

Deadlineは自動アップデート機能を持っております。この機能によりDeadlineのマイナーアップデートが簡単にでき、アップデートにかかるダウンタイムを最小限に出来ます。(MonitorにてSuper User Modeとなり、Tools->Configure Repository Options-> Client Setup のAutomatic Upgradesにて有効できます)

 

Email利用のSMTPサーバーを設定する

Deadlineはジョブの成功、失敗を通知するためにEmailを使用できます。EmailはSlaveがストールしたりジョブが失敗したといったようなあらゆるイベントについて管理者に通知することにも使用されます。これらの機能を使用するために、SMTPサーバーを設定するのをおすすめします。

(MonitorにてSuper User Modeとなり、Tools->Configure Repository Options-> email notification で設定できます)

 

Windowsレンダーノードにおいて自動ログオンを設定する

Slaveをサービスとして実行していない場合、レンダーノードの起動時に自動的に実行するよう設定できますが、これにはレンダーノードにおいて自動ログオンするに設定する必要があります。Windowsにおいて、これは各レンダーノードでレジストリを修正することで可能です。

以下が自動ログオンのためのレジストリ修正手順です。

  1. こちら からオートログオンのためのレジストリエントリーファイルをダウンロードします。
  2. 利用したいユーザー名とパスワードにファイルを修正します。
  3. 指定したユーザーでレンダーノードにログオンし、ファイルをダブルクリックして実行します。
  4. 次回マシンを起動した際に、指定したユーザーで自動ログオンするようになるはずです。

デフォルトではマシンにログインした時にSlaveが自動的に実行されるようになっています。この設定はLauncherから変更することが出来ます。