Krakatoa SR 製品概要
Krakatoa SRは、Microsoft WindowsおよびLinuxオペレーティング システムに対応し、あらゆる3Dコンテンツ制作アプリケーションにも統合できる、Thinkbox Software社が提供する制作現場で実績のあるボリューメトリックパーティクル レンダラーのスタンドアロン製品です。
Krakatoaは、高度に最適化され、大幅にマルチスレッド化したCPUベースのレンダリングエ ンジンで、専用のハイエンド・グラフィック・アクセラレーションを搭載していない多くのWindowsまたはLinuxオペレーティング システムのハードウェア上(ノートパソコンやレンダーノードを含む)で問題なく使用することができます。
Krakatoa SRは、PythonベースのインタフェースおよびC++ APIの両方を使用して、既存のパイプラインに統合したり、The Foundry社のNukeやSide Effects Software社のHoudiniのような様々な3Dコンテンツ制作アプリケーションと連携することができます。
Krakatoa SRのC++ APIは、Autodesk Maya対応のKrakatoa MYの実装時に上手く取り入れました。また、Krakatoa SRのベータテストプログラムに参加していたユーザーも、Eyeon 社のFusionやMaxon社のCinema 4Dのような他の様々なアプリケーションに上手く統合しました。
Krakatoa SR 主要機能
- 様々なフィルタ モードやモーションブラー、および被写界深度カメラ効果を利用した、パーティクルデータのポイントまたはボクセル表示、およびOpenEXRファイルに出力するHDRIレンダーパス
- パーティクルごとのColor、Emission、Absorption、Density、およびその他多数に対する制御とともに、Additive (加算)およびVolumetric (ボリューメトリック) シェーディングモデルの両方を同時にサポート
- 様々なライト スキャッタリング アルゴリズムに対応。ジオメトリおよびDTEXマップの両方から得る高品質なセルフシャドウやオクルージョン。
- 既にキャッシュされたパーティクルに対して、オフセット、リタイム、結合、および修正することが可能な、Krakatoaの.PRTファイル シーケンス、RealFlowのBINファイル シーケンス、そしてCSVシーケンスのパーティクルの読み込み
- ポリゴン メッシュのボリュームや数値計算用アルゴリズムからのプロシージャルなパーティクル生成
- レンダリング時に、低いカウント(low-count)のシミュレーションを高いカウント(high-count)のパーティクルクラウドに変換するための、Particle Repopulation (パーティクルの再増殖)
Python および C++ API インテグレーションの各パッケージは、Krakatoa SRのダウンロードページ(英語サイト)からダウンロードできます。
Krakatoa SRは、他のKrakatoa製品が使用するネットワークレンダリングのライセンスと互換性があります。Krakatoa MXまたはKrakatoa MYのスタンダードバンドルもしくはプロフェッショナルバンドル、あるいはこれらの製品に対する追加のネットワークレンダリングライセンスをご購入のユーザー様は、既存のネットワークレンダリングライセンスを使用してKrakatoa SRとしてレンダリングを行うことができます。
対応:Windows/Linux/OS X